海王星で人類の脅威となる実験をしていると聞かされ、
その暴走を止めるという極秘の使命を帯びて、宇宙へ送り込まれるのですが、
父を探すミッションは、思わぬ危機の連続。
最後まで、何が起こるかわからない展開で、まるで自分が探索の旅に
出ているような錯覚にとらわれました。
冒頭の、国際宇宙ステーションから見る、息を呑むような地球。
月の基地や火星の基地も、宇宙の旅の途上のさまざまなトラブルも、
驚くほどリアルです。
宇宙が好きな人にとっては、もうそれだけでドキドキしっぱなしでしょう。
人類はどうあるべきか、科学のあり方、文明のあり方は、といったテーマを
深く追求し、父と子という個人の物語をも内包して、
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