壊れれば、ひょいと屋根に上がって直すのもお手のもの。
ハリウッドの高台にあるリックの邸宅の隣に『ローズマリーの赤ちゃん』で
一躍名を馳せた新進気鋭の監督ロマン・ポランスキーと、
その新妻で女優のシャロン・テートが越してきて、物語は動きだします。
そして、観客もドキドキしはじめる仕掛けになっています。
なぜなら、この1969年の8月9日、身重だったシャロン・テートは
その新居で、友人とともに、狂信的カルト集団に惨殺されたのですから。
当時、わたしは9歳。シャロン・テート事件として、
日本でもセンセーショナルに報道されました。
大人にとってもそうだったでしょうが、なぜそんな残酷なことをする人がいるのか、
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