今夜NHKで『この世界の片隅で』がオンエアされます。
舞台は広島。当時日本一の軍港だった呉の戦時中の風景が生き生きと描かれ、
主人公のすずたちが、大和と武蔵を望むシーンも登場します。
海軍に所属していた母方の伯父たちも呉にいたので、そんな呉の光景が、
とても胸に染みました。
伯父のひとりは、戦争で亡くなっていますが、よく母から話を聞いたものです。
映画では、戦時下のすずの日常が丁寧につづられるなか、そのかけがえのない世界が
戦火によって失われゆくさまと、それでも生きようとする人々の姿が、
決して声高ではなく、静かに描かれています。
サラファーンの星で描きたかったことのひとつも、なにげない日々の愛おしさでした。
セコメントをする