『盗賊と星の雫』〓黒のジョーとジョサの秘密
2020-02-25


物語を書き始めたときには、影も形もありませんでした。
彼女が初めて姿を見せたのは、第2部を書いているときで、
星降る野外歌劇場で、ジョサのフレシートに合わせて幼い少女がソロで
歌うシーンが浮かびました。
彼女が歌う『麗しのローレア』はメロディもあるので、歌声も聞こえるようでした。

ちょっとおしゃまで、ジョサのことを大好きな少女。
青灰色の澄んだ瞳。両親は楽団の音楽家。
生まれたときからみんなに愛されて育ったんだな、とわかる女の子。
そんな少女はきっと愛らしい名前だろうと思って、チェチェと名づけました。

この第3部で、人生の大きな転換期を迎えるステランとマリアのことや、
ジョーとガリウスに関しても、まだいろいろ書きたいことがあるのですが、
だんだん目が限界になってきました。
(ここ数年、パソコンを見ていると目がとてもつらくなってきます。やれやれ。)
また別の機会に…。

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