鳥の言葉がわかったら……
2020-03-28



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このところ実家の岐阜と名古屋の往復は、車でしています。コロナウイルスに感染
しないよう、そして、もし自分が感染していた場合に、感染を広げないように…。

本当は、電車での移動だと、雪をいただいた山並みが遠くに見えたり、
あちこちで桜や菜の花が咲いていたりして、車窓の眺めを楽しめるし、駅までと、
駅からとを歩けるので、けっこう好きなのですけれど、いまは忍耐のときですね。
それでも、散歩に出るのはまだだいじょうぶなので、自然と接して、
気分をリフレッシュさせています。

写真は、実家の庭の花桃。母が昔、友だちにもらった小さな挿し木が、大きく育って
毎年、愛らしい花を咲かせてくれます。
また、庭には、ジョウビタキやセキレイ、ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリ、スズメ
メジロ、ときには白サギなど、さまざまな野鳥が飛んできます。

鳥たちは、総じて陽気でおしゃべりです。
何を話しているのかな、と、とても気になります。子どものころからずっと、
鳥の言葉がわかったらどんなに素敵かなぁって思っていました。

鳥たちは、すごく賢いーー時々、専門家のそんな話を聞くと、
そうだろう、そうだろう、と嬉しくなります。
だって、人間が一番賢いなんて、わたしには、ちょっと思い上がりに思えるのです。

たとえば、鳥の脳は小さいと思うかもしれませんが、そして、身体が小さい分、
確かに小さいのですが、実は哺乳類に比べて、神経細胞の密度が高いんです。
つまり、人間よりも、ある意味で、高度な脳を持っているのかも!

シジュウカラの鳴き声から、シジュウカラ語があると発見した先生がいます。
何年か前、新聞記事で読んだ時は、もうほんと、飛び上がるくらい興奮しました。
シジュウカラは、いくつもの単語を使って、文章を作り
コミュニケーションをとっているそうで、方言もあるのだそうです。
(でも、わたしたちがだいたい方言を察するように、互いに通じるそうです。
面白いのは、ヨーロッパのシジュウカラも、日本のシジュウカラの言葉をわかると
いう研究でした。わあ。わたしはスウェーデン語とか、わからないのに!)

先日の「ダーウィンが来た!」では、シジュウカラの言葉を取り上げていて、
そうした発見をされた鈴木俊貴先生が登場し、さまざまな鳴き声を解説していました。
たとえば、「ピーツピ(警戒しろ)」というのと、「ヂヂヂヂ(集まれ)」という
鳴き声を組み合わせて、「警戒しながら集まれ」とか、言うんですよね。
(学生さんのような先生で、びっくり! 白髪のおじさんを想像していたので。)
すごく面白かったです!! 2時間番組ぐらいにしてほしかったなぁ。

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